友人がいきなりこんなことを言い出した。

 <基本設定>
・友人→タバコ吸う。
・オレ→タバコ吸わない。
 
嫌煙権があるなら愛煙権があってもいいじゃんか、なぁ?」
「はぁ? アイエンケン?」
「愛煙権。タバコを愛する権利。(タバコくわえて)ん。火。」
「ひ?」
「うん。まぁいいや。コレが愛煙権の行使。
 嫌煙派がタバコ吸うの嫌。吸われるのも嫌っていうんなら
 こっちは、吸いたければ吸ってOK。吸われてもOK。」
「ふーん。」
「喫煙室ってあるじゃん。会社の隅っことかに。
 もっと世間的に愛煙権が広がれば、あれも大きくなるんだよ。」
「へー。」
「街中のほら、そんなトコにも(と電話ボックスを指差す)
 うん、ああいうのが愛煙BOXとして愛煙権を守るために
 いたるところに置かれるんだ。」
「ほうほう」
 
「第一タバコで肺ガンになるなんて迷信なんだよ。知ってた?」
「さぁ?知らない。」
「何で知らないんだよ。そうに決まってる。本当に悪いなら、売ってちゃダメじゃん。」
「すいません。世間知らずで。」
「大体、タバコってほとんど税金じゃん。」
「そうだね。」
「だからオレ、お前よりも国に貢献してるんだよ。」
 
とか言いつつ、平気で路上にポイ捨てしていく愛煙家。
 
まぁ
身も蓋もない言い方かもしれんが
ムカつくし
迷惑だから
もう、ポイ捨てはやめろ。