阿呆(アホウ)のペースに合わせる。

以前、上岡龍太郎が「私はマンガは大好きですよ。でもアニメは嫌いだ。」とか言っていた。
彼が言うには「マンガは贅沢な読み物だ」と。
「例えば「ゴルゴ13」で「ニューヨーク100万ドルの夜景」といった見開きページが出てきたとする。
 そのときに、ストーリーだけを追って、そのページをサッと読み飛ばしてしまうのも、
 書き込まれた夜景を絵をじっくりと鑑賞するのもその人の自由だ。」
だから、マンガってのは贅沢な時間を掛けられる読み物だ、と。
それで「アニメにはその贅沢さがないから嫌だ。ただただ話の流れを
 阿呆(アホウ)のペースにあわせて見させられるのが、我慢できない。」
と言っていた。
まあ、ひねくれ者の上岡龍太郎らしいって言ってしまえば、それまでの話ですが
この話は、これでけっこう的を射ていると思う。
 
http://azumakiyohiko.com/archives/2008/12/05_0932.php
ここの記事を読んで、あずまきよひこが言いたいのは、たぶんこんなことなんじゃないかなって思った。
 
つまり「よつばと!」は、自由なあなたのペースで読んでくださいよ、ってこった。