さらば33分探偵、また会う日まで。

ドラマ「33分探偵」が最終回だった。

いわゆるオチャラケ探偵ドラマ*1だったけど
結構メッセージ性の強いことも言っていたりして面白かった。
特に今回、最終回はすごかった。
まず、堂本剛演じる鞍馬六郎探偵がオープニングで一言

オレが33分もたせてやる。じっちゃんの・・・じっちゃんの名に懸けて!!

・・・キャラ違うじゃん。
でも、このセリフを最終回にもってきたのは、金田一のように
社会派な真面目なメッセージ性の強いものを今回は作りましたよ、という事だろう。*2
 
で、はてなハイクで実況しつつ話は進んで犯人逮捕前の六郎のセリフ

成績が悪くて、ムシャクシャしていたからといって・・・
そんな理由でヒトはヒトを殺さないんです。
いや・・・殺してはいけないんです。
<中略>
殺したいと思ったことも、一度じゃなかったはずです。
しかし、殺さないんです。
そこを最後の良心で踏みとどまるんです。それでこそ人間なんです。

実はこのセリフの間、ハイクの実況がパタリと止んでいた。
それは、今回の話にこめられた「自分のウサ晴らしに殺人なんかするな」
という、例のアキバ事件にも通じる強いメッセージを視聴者が感じ取っていたからだろう。*3
 
今回で、このドラマは終わりだが、絶対にメッセージは視聴者に届いた。
それは、オチャラケドラマも真面目にやれば、結構受け(視聴率)がいいってことではないだろうか。
あれ?
社会派は?

*1:そんなジャンルはないと思う。

*2:と、思ったが、最終回前にやって日テレに文句つけられるのが嫌だったのかもしれない。

*3:と、思ったが、実はツッコミどころを探していただけかもしれない。